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将棋画像

記事の概要

この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第079局」の動画について書いていきます。

動画データ

日時
1958年01月27日
棋戦名
第7期王将戦 七番勝負第2局
対局者
☗升田幸三 王将☖大山康晴 前名人
戦型
角換わり
棋譜の出典
「大山VS升田 全局集」 by マイナビ出版
使用した楽曲
Gunshot StraightMusMus
watson
動画の投稿先

動画

ニコニコ動画Youtube

棋譜

形勢グラフ

形勢グラフ

雑記・感想

大山VS升田全局集でのタイトルは「1点を争う激戦、升田が制す」です。

本局の見どころは以下のとおりです。

  1. 271手に及ぶ壮絶な戦い
  2. 相入玉になるも1点足らずに決着

九段戦では全局振り飛車で戦った両雄が再び角換わりの将棋を指しました。

序盤、升田先生の角換わり棒銀に対し、大山先生は常套手段の22手目☖5四角を放ちます。☗3八角から銀交換を図るのも1局ですが、今回は角を手持ちにしていることを主張する作戦を取りました。

中盤、升田先生が調子よく攻めますが、大山先生も決め手をなかなか与えず拮抗した状態が続きます。

127手目☗4六金はチャンスを逃した手で、解説担当者によると、☗4五金なら☖同歩☗5二竜☖3二金打☗同銀成☖同金☗4二金なら先手勝勢だったそうです。本譜は☖2九とを許してしまい、3二に打つ合駒が☖3二桂と安い駒を打たせてしまったので形勢が微妙になりました。☗4五金に☖2九歩成なら☗3四金と取ってこれは先手が指しやすそうな気がします。

終盤、大山先生もチャンスを逃します。解説担当者によると160手目☖6九角では☖7八銀の方が良かったそうです。本譜は☗7九香と受けられて☖7八銀が消された結果相入玉模様になりました。

その後、升田先生にこの手で勝敗を決したと言ってもいいほどの妙手が飛び出します。191手目☗2三歩です。☖同玉以外だと積んでしまう(☖同金上だと☗3一角☖3二玉☗4二金まで、☖同金寄だと☗1一角までの詰み)ので☖同玉としましたが、☗1二角以下角を素抜くことに成功しました。持将棋ルールでは大駒は5点の価値があるので角を素抜けたのは非常に大きかったといえます。

互いが死力を尽くした壮絶なる戦いというべき1局だったと思います。

使用音楽については、適当に選びました。