記事の概要
この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第038局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1999年11月25日 | |
棋戦名 | |
第12期竜王戦 七番勝負第5局 | |
対局者 | |
☗鈴木大介 六段 | ☖藤井 猛 竜王 |
戦型 | |
中飛車 | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
覇道 | MusMus watson |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
近い将来、新たな「藤井竜王」が誕生するかもしれないので、20年前に誕生した「藤井竜王」の栄枯盛衰を振り返ろうと思い選びました。
本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。
- 激しい攻防戦
戦型は☗中飛車VS☖居玉急戦になりました。
序盤、6手目☖8五歩が指された局面。飛車先を受けるため、☗7八金としたくなりますが、すぐに☖8六歩とすると角交換からの飛銀両取りの変化があるため☗5八飛~☗5五歩と保留しました。☗5五歩を見て藤井竜王は☖8六歩と突きますが、☗5四歩☖同歩☗2二角成以下飛銀両取りが掛かり以降激しい将棋になります。
鈴木六段は中央突破を目指しますが、藤井先生は中央に金銀を寄せて凌ぎます。一方、藤井先生は左翼を突破し、先手玉を横から攻める態勢を着々と構築していきます。
その後、鈴木六段は攻撃手段に乏しくなり、藤井竜王のも攻撃態勢を着々と整えていっていたため、やむなく投了を選択しました。
飛銀両取りに変化は避けたくなりますが、場合によっては有効ということを学んだ1局で、激しい展開でハラハラした1局でもありました。
BGMは適当にチョイスしました。
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