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- 投稿 2019/09/03
- 大山先生VS升田先生 / 升田幸三 / 大山康晴 / 四間飛車

記事の概要
この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第172局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1971年05月04日 | |
棋戦名 | |
第11期十段戦挑戦者決定リーグ | |
対局者 | |
☗升田幸三 九段 | ☖大山康晴 名人 |
戦型 | |
四間飛車 | |
棋譜の出典 | |
「大山VS升田 全局集」 by マイナビ出版 | |
使用した楽曲 | |
Akatsuki JAPAN | |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
大山VS升田全局集でのタイトルは「素晴らしい銀使い」です。
本局の見どころは以下のとおりです。
- 大山先生の歩を使った攻めを見据えた銀打ち
序盤、大山先生は四間飛車を選択し、それに対し升田先生は居飛車の持久戦策を取りました。囲いは双方ともに(左)美濃囲いに組みました。
中盤、升田先生は角で揺さぶりをかけようとしますが、一瞬の隙きを大山先生に突かれました。玉頭の銀交換から馬を作って反撃に出ようとしますが、大山先生は後の☖7六歩を見据えて☖7四銀と打ったあと、5筋を取り込みました。その後、形勢は大山先生に傾きました。
終盤、升田先生は必死に大山玉に迫ろうとしますが、大山玉は非常に堅牢だったため、升田先生はやむなく投了を選択しました。
普通なら歩で済ませるところをあえて銀を打ち、後にその筋で歩を使って攻めるという大山先生の構想は実に興味深いものだったと思います。
使用音楽については、適当にチョイスしました。
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