この記事は約 2 分で読めます ( 約 983 文字 )

この記事にはプロモーションを含みます。
惹かれる将棋を鑑賞しよう 第200局

記事の概要

この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第200局」の動画について書いていきます。

動画データ

日時
1992年11月17日
棋戦名
第34期王位戦予選1回戦
対局者
☗羽生善治 ニ冠☖大野八一雄 五段
戦型
矢倉
棋譜の出典
将棋DB2
使用した楽曲
Ikusa JAPAN
動画の投稿先

動画

ニコニコ動画Youtube

棋譜

形勢グラフ

形勢グラフ

雑記・感想

本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。

  1. 先に馬を作られても徐々に押し返していきそのまま勝利を収めた羽生先生

序盤、相矢倉の将棋になり、羽生先生は攻めの形を整え、大野先生は守りの形を整えます。

中盤、大野先生が☖4五歩と仕掛け、☗同銀☖1九角成と先に馬を作ります。その後、大野先生は馬で羽生先生の守備陣を翻弄しようとしますが、意外にも上手く行かず羽生先生に反撃のチャンスを与えてしまします。

終盤、羽生先生は馬を作ってその馬要所に据えて一気に大野先生の玉を追い詰めに行きました。

まだまだ粘れそうな局面での投了にも見えますが、終局時の局面以降は羽生先生が攻勢出て、大野先生が守備に回る展開になると思われます。しかし、大野先生には守備に適した持ち駒がなかったため、しのぎ切れないと判断したため投了したのではないか推察します。

先に馬を作らせたものの、被害を最小限に抑えた上で反撃で仕留める。こういう指し回しは実に興味深いものでいつか自分もやってみたいと思いました。

BGMは適当に選びました。