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- 投稿 2018/11/18
- 大山先生VS升田先生 / 大山康晴 / 升田幸三 / 矢倉
記事の概要
この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第119局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1962年12月01日 | |
棋戦名 | |
第1期十段戦七番勝負第4局 | |
対局者 | |
☗大山康晴 名人 | ☖升田幸三 九段 |
戦型 | |
矢倉 | |
棋譜の出典 | |
「大山VS升田 全局集」 by マイナビ出版 | |
使用した楽曲 | |
神風 | 煉獄庭園 / 煉獄小僧 |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
大山VS升田全局集でのタイトルは「大山、積極策を実らせる」です。
本局の見どころは以下のとおりです。
- 機敏に攻めてそのまま押し切る大山先生
序盤、矢倉模様の将棋になりますが、升田先生は雁木模様に切り替えたかと思えば最終的にはツノ銀中飛車の形に組みます。大山先生はそれに呼応して7七の銀を6八に引き、☗5九金型のカニ囲いに組み直します
中盤、大山先生はどんどん駒を前進させますが、升田先生は反撃態勢を築くべく自陣に手を入れます。やがて、大山先生が仕掛け、あの手この手で升田先生の守備陣を乱しながら大山先生は竜をつくります。形勢は大山先生が優勢となりました。
終盤、升田先生には早い攻めがないため升田先生は粘ろうとしますが、その守備陣も大山先生の2枚の桂で崩壊し大山先生が勝利を収めました。
大山先生の手練手管がそのまま勝利を導いたそんな将棋だったと思います。実に興味深い将棋でした。
使用音楽については、適当に選びました。
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