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惹かれる将棋を鑑賞しよう 第122局

記事の概要

この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第122局」の動画について書いていきます。

動画データ

日時
1986年11月17日
棋戦名
第36回NHK杯将棋トーナメント本戦3回戦
対局者
☗羽生善治 四段☖真部一男 七段
戦型
矢倉
棋譜の出典
将棋DB2
使用した楽曲
龍の舞甘茶の音楽工房
動画の投稿先

動画

ニコニコ動画Youtube

棋譜

形勢グラフ

形勢グラフ

雑記・感想

なんとなく羽生先生のNHK杯の初優勝までの過程を振り返りたくなったのでこの将棋を選びました。

本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。

  1. 手に汗握る終盤戦

序盤は相矢倉模様になりますが、羽生先生は普通の矢倉を、真部先生は矢倉中飛車からの右玉を選択しました。

中盤、4筋から左を中心に戦いが起こりますが、手が進めば進むほど真部先生が有利になり、羽生先生の玉はたちまち追い詰められてしまします。

終盤、ここでドラマティックな展開が起こります。

まず、86手目☖8七歩成が指された局面。羽生先生は破れかぶれの猛攻を開始します。途中までは真部先生は適切な対応をしますが、115手目☗7三歩に対する対応を間違えてしまいます。

115手目☗7三歩に対して☖7一玉なら有効そうな王手もなくそのまま真部先生が勝っていたでしょう。しかし、☖7三同玉とし、☗7四歩☖同玉と進んだため真部先生の玉に☗6四金以下の詰み手順が生じてしまいました。

ただ、この詰み手順は複雑なため、羽生先生も間違えてしまいます。120手目☖6四同玉に対し、☗6五香なら☖同銀☗同馬以下の詰みになりましたが、☗5五角と指したため真部先生の玉は詰まず、真部先生が逆転しそのまま勝利を収めました。

この将棋のドラマティックな終盤はかなり手に汗握るものだったと思います。

BGMは適当なものををチョイスしました。