記事の概要
この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第124局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1987年10月05日 | |
棋戦名 | |
第37回NHK杯将棋トーナメント本戦2回戦 | |
対局者 | |
☗羽生善治 四段 | ☖谷川浩司 王位 |
戦型 | |
横歩取り | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
火龍狂演 | 煉獄庭園 / 煉獄小僧 |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
なんとなく羽生先生のNHK杯を振り返りたくなったのでこの将棋を選びました。
本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。
- 手に汗握る大熱戦
序盤、横歩取りの将棋になり、羽生先生の11手目☗2四飛に対して谷川先生は☖2三歩と応じます。以下、☗3四飛☖8八角成☗同銀☖2五角と進みます。
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p class=”mb1″>現代の定跡ではここでは☗3ニ飛成が正解とされていますが、羽生先生は☗3六飛と指します。私が読んだことのある書物での見解は以下の2パターンありました。
- ☗3六飛には☖同角☗同歩☖2七飛で先手不利と結論付けているもの
- 前項最終手☖2七飛に☗3八銀で難解な将棋が続くとしているもの
当時の定跡を私は知りませんが、現代ではあまり良くないとされている手を当時の羽生先生が選択しました。なので、今後の展開には要注目といえるでしょう。
本譜の進行を見てみると、この変化は難解な将棋になりますが、先手も間違えなければ指せないことはなさそうな感じに思えました。
ただ、☗3ニ飛成の方が定跡となっていることもあり指しやすいのかもしれません。
BGMは適当なものををチョイスしました。
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