記事の概要
この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第118局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1986年02月15日 | |
棋戦名 | |
第36回NHK杯将棋トーナメント予選2回戦 | |
対局者 | |
☗羽生善治 四段 | ☖室岡克彦 五段 |
戦型 | |
四間飛車 | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
Freezing Edge | 龍的交響楽 / 藤村ほわん |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
なんとなく羽生先生のNHK杯の初優勝までの過程を振り返りたくなったのでこの将棋を選びました。
本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。
- 羽生先生の落ち着いた指し回し
序盤はやや落ち着いた展開で、戦型は☗急戦棒銀VS☖四間飛車になりました。
中盤、羽生先生は37手目に☗3五歩と仕掛け、以降右辺を中心に攻防の応酬が繰り広げられます。その後、羽生先生は馬を作って7七に引きます。
その後、室岡先生も歩を絡めてから馬を作り桂香を拾います。羽生先生は☗3四歩と打ち、☖1九馬と香車を取られた瞬間に☗4九飛と馬に当てて先手を取り、☗3三歩成から室岡先生の守備陣の左翼を制圧していきます。
終盤、室岡先生も羽生先生の玉に迫ろうとしますが、羽生先生は落ち着いた指し回しで室岡先生の攻めを受け止め、室岡先生の攻めが止まったら反撃を開始し、そのまま室岡先生の玉を仕留めました。
羽生先生の落ち着いた指し回しが目を引く1局といえるでしょう。
BGMは適当なものををチョイスしました。
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