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- 投稿 2019/02/14
- 大山先生VS升田先生 / 升田幸三 / 大山康晴 / 角換わり
記事の概要
この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第149局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1965年07月06日 | |
棋戦名 | |
第6期棋聖戦五番勝負第3局 | |
対局者 | |
☗升田幸三 九段 | ☖大山康晴 棋聖 |
戦型 | |
角換わり | |
棋譜の出典 | |
「大山VS升田 全局集」 by マイナビ出版 | |
使用した楽曲 | |
火龍狂演 |
煉獄庭園 煉獄小僧
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動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
大山VS升田全局集でのタイトルは「正確な受けで快勝」です。
本局の見どころは以下のとおりです。
- 無理攻めを受けきり勝利を収めた升田先生
序盤、角換わりの将棋になりました。升田先生は左金の活用を保留して右銀の活用と1筋の端歩を急ぎ、対して大山先生は右翼を保留して左翼の構築を急ぎました。
中盤、左金の活用を保留した升田先生の方針を咎めるべく、大山先生は☖5五角と打ちます。升田先生は「来るなら来い」とばかりに☗4七銀。以降7筋~8筋あたりで激しい攻防が繰り広げられますが、升田先生が大山先生の攻めを受けきりました。
終盤、升田先生は攻めが切れないように大山先生の守備陣を攻め、大山先生に粘る余地を与えずそのまま勝利を収めました。
☖5五角以降の攻めは一見無理そうですが、それを受け切るのも容易そうではありませんでした。それ故、大山先生は踏み込んでみたが、升田先生に的確に対処された。そういうやり取りが垣間見えた1局です。
使用音楽については、適当に選びました。
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