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- 投稿 2019/01/20
- 大山先生VS升田先生 / 升田幸三 / 大山康晴 / 相振り飛車
記事の概要
この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第143局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1964年11月19日 | |
棋戦名 | |
第3期十段戦七番勝負第3局 | |
対局者 | |
☗大山康晴 十段 | ☖升田幸三 九段 |
戦型 | |
相振り飛車 | |
棋譜の出典 | |
「大山VS升田 全局集」 by マイナビ出版 | |
使用した楽曲 | |
神風 |
煉獄庭園 煉獄小僧
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動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
大山VS升田全局集でのタイトルは「三間飛車対中飛車の攻防、大山が制す」です。
本局の見どころは以下のとおりです。
- 激しい相振り飛車の戦いを繰り広げる両者
序盤、☗7六歩☖3四歩に対し升田先生は☗6六歩と角道を止め、大山先生は☖3五歩と3筋の位を取りました。升田先生は中飛車、大山先生は三間飛車を選択しました。互いに攻撃態勢の構築を優先し、守備態勢の構築を後回しにします。
中盤、互いに守備態勢が整っていない局面で大山先生が☖3六歩と仕掛けます。以降激しい戦いが繰り広げられますが、大山先生は徐々に陣形を整えますが、升田先生は陣形をまとめきれず徐々に大山先生が有利になっていきます。
終盤、升田先生は大山先生の玉に迫ろうとするものの、大山先生はそれを許さず、大山先生が勝利を収めました。
相振り飛車の急戦の場合、中飛車より三間飛車の方が陣形をまとめやすい傾向にあり、その選択が勝敗を分けたのかなと思いました。
使用音楽については、適当に選びました。
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