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- 投稿 2018/02/15
- 大山先生VS升田先生 / 升田幸三 / 大山康晴 / 相掛かり
記事の概要
この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第059局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | 1957年01月24日 | |
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棋戦名 | 第7期九段戦準決勝三番勝負第1局 | |
場所 | 東京都渋谷区「石亭」 | |
対局者 | ▲升田幸三 王将 △大山康晴 名人 | |
戦型 | 相掛かり | |
棋譜の出典 | 「大山VS升田 全局集」 by マイナビ出版 | |
使用した楽曲 | 「キャワユイそなたとアリオリハベリイマソガリ」 | by 煉獄庭園 |
動画の投稿先 |
動画
棋譜
形勢グラフ
雑記・感想
大山VS升田全局集での今回の将棋のタイトルは「桂で敵陣を破る」です。升田先生が桂馬を活用して敵の右辺を食い破った将棋です。
升田先生が21手目▲7七角で後手の飛車先の歩の交換を阻止することで一本取ってその後は升田先生ペースで進みます。20手目△6四角では△8六歩▲同歩△同飛とする手もありますがこれは▲7五歩以下乱戦となります。おそらく大山先生は乱戦を嫌ったのでしょう。71手目▲7四歩で升田先生の攻めが一段落し、80手目△4六歩から大山先生の反撃がはじまります。
しかし、111手目▲8六歩で先手玉の入玉がほぼ確定し、123手目▲4五金で後手玉の入玉がほぼ不可能になります。以下、先手に小さなミスがあったものの勝敗が揺らぐことはなく升田先生が勝利をおさめました。
大山先生は受けで逆転を狙う棋風が印象的なので、序盤のリードをそのまま活かして勝つのは簡単なことではありません。すごいことだと思いました。
使用音楽については、和風の戦闘曲っぽいBGMから適当なものを選択しました。
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