記事の概要
この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第101局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1971年08月28日 | |
棋戦名 | |
第10期十段戦挑戦者決定リーグ戦 | |
対局者 | |
☗大山康晴 三冠 | ☖塚田正夫 永世九段 |
戦型 | |
横歩取り | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
桜祭り | 龍的交響楽 / 藤村ほわん |
RaO | SHW |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
なんとなく大山先生の受けの名局を振り返りたくなったのでこの将棋を選びました。
本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。
- 相横歩取りの戦い
- 大山先生の受け
戦型は相横歩取りになりました。中盤には激しい両取り合戦が繰り広げられますが、双方とも慎重な対応をしたため、一気に終盤にということにはなりませんでした。
両取り合戦が落ち着きを見せた34手目☖3三桂の局面。大山先生が動きます。☗8ニ角成☖同金☗7一飛☖6ニ玉☗4一飛成。このまま大山先生が押し切るかと思いきや、塚田先生が慎重に対応したため、大山先生の攻めは一旦落ち着きを見せます。
大山先生の攻めが落ち着いたらここぞとばかりに塚田先生が猛攻を仕掛けます。しかし、大山先生は塚田先生の攻めをしっかりと受け止め、詰めろと受けを組み合わせて塚田先生の攻撃態勢を崩します。大山先生の玉の上部脱出を食い止められなくなった塚田先生はそこで投了を選択肢ました。
相横歩取りならではの激しい展開、激しいながらも慎重に進める両者、かなり見どころがある将棋だったと思います。
BGMは適当なものををチョイスしました。
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