記事の概要
この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第109局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1970年05月12日 | |
棋戦名 | |
第29期名人戦七番勝負第4局 | |
対局者 | |
☗大山康晴 名人 | ☖灘 蓮照 八段 |
戦型 | |
三間飛車 | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
神風 | 煉獄庭園 / 煉獄小僧 |
RaO | SHW |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
なんとなく大山先生の受けの名局を振り返りたくなったのでこの将棋を選びました。
本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。
- 意外な1手でピンチを凌ぐ大山先生
戦型は☗左美濃VS☖三間飛車になりました。後に灘先生は向かい飛車~右四間飛車に振り直します。
中盤は盤面右辺(先手視点)で激しい戦いが繰り広げられます。
107手目☗2六歩と大山先生が角を取った局面。その後、数手で大山先生の玉がピンチになります。☖9八飛☗8七銀☖8八銀☗7八玉☖9九飛成。
しかし大山先生には絶妙な切り返しがありました。☗3五角!逃げ道を開けるのは当然として、できれば攻めにも利く手を指したいところですが☗3五角とただのところに行くのはまず思いつきません。
☖同歩なら☗5一竜☖8九竜☗6八玉で先手が手勝ちになり、本譜も大山先生が勝ちになりました。こういう気持ちいい手を1度は指してみたいですね。
大山先生の華麗なる攻防手が光った1局といえるでしょう。
BGMは適当なものををチョイスしました。
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