記事の概要
この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第107局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1982年07月23日 | |
棋戦名 | |
第21期十段戦挑戦者決定リーグ | |
対局者 | |
☗米長邦雄 棋王 | ☖大山康晴 王将 |
戦型 | |
四間飛車 | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
裏桜華 | 煉獄庭園 / 煉獄小僧 |
RaO | SHW |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
なんとなく大山先生の受けの名局を振り返りたくなったのでこの将棋を選びました。
本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。
- 飛角の田楽刺しを上手く切り替えした大山先生
戦型は☗急戦袖飛車VS☖四間飛車になりました。
中盤は将棋盤の(先手から見た)右辺を中心に戦いが勃発し、激しい戦いが繰り広げられます。
61手目☗1一角成が指された局面。次の☗5三香が痛そうに見えますが、大山先生は構わず☖5七歩成。米長先生も負けじと☗5三香。以降☖5八と☗同金☖5七歩☗5九金と進みます。ここで大山先生に手番が周り、懸案事項である飛角の田楽刺しに対しどうするのかが問われます。
大山先生は☖1ニ飛を選びました。☗同馬なら☖3三角で角を捌こうという手です。本譜は☗5一香成☖1一飛☗6一成香☖同飛と進み、その後大山先生が反撃し大山先生が勝利を収めました。
大山先生の華麗なる切り返しが光った1局といえるでしょう。
BGMは適当なものををチョイスしました。
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