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将棋画像

記事の概要

この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第072局」の動画について書いていきます。

動画データ

日時
1983年10月27日
棋戦名
第42期A級順位戦3回戦
対局者
☗内藤國雄 九段☖大山康晴 十五世名人
戦型
四間飛車
棋譜の出典
将棋DB2
使用した楽曲
Gunshot StraightMusMus / watson
Wen KamuySHW
RaO
動画の投稿先

動画

ニコニコ動画Youtube

棋譜

形勢グラフ

形勢グラフ

雑記・感想

なんとなく大山先生の受けの名局を振り返りたくなったのでこの将棋を選びました。

本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。

  1. 大山先生の工夫の犠打

戦型は☗急戦VS☖中飛車になりました。

中盤、内藤先生が調子よく攻め、大山先生はその対応に追われる展開になり、内藤先生の攻めの方が速い展開のまま終盤まで進みます。

終盤、113手目☗5五銀と内藤先生が桂馬を取った局面、放置しておくと角の利きを活かして☗2五桂と打たれます。☖同香なら☗7一銀☖同玉☗9三角成以下寄せられてしまいます。かといって飛車を☖9一飛と逃げるのは☗9三歩ぐらいで、9四の香車と9三の飛車を成った上で攻めようとしていた大山先生にとっては不満の展開となります。

そこで、大山先生は☖7五桂と指します。この手は内藤先生の角道を遮断しつつ、☖8七香成以下の寄せも見せた手です。内藤先生は☗同歩と応じざるを得ず、香車と飛車を成り込む暇ができ、攻めの速度が逆転し、そのまま決着しました。

角+桂(+銀)の攻めはかなり強力な攻めであると改めて実感しました。また、相手の攻めの速度を遅らせる犠打は有効であることを改めて認識しました。大山先生の受けはあっと驚くものがあると思います。

BGMは適当なものををチョイスしました。