記事の概要
この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第028局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
2000年02月12日 | |
棋戦名 | |
第25期棋王戦 五番勝負第1局 | |
対局者 | |
☗羽生善治 棋王 | ☖森内俊之 八段 |
戦型 | |
角換わり | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
SAMURAI BLADE | Wingless Seraph ユーフルカ |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
リクエストを頂いたので選びました。
本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。
- 右辺を制圧されるも急所を抑えた森内先生
- 激しい攻防の末の決着
戦型は角換わり相腰掛銀になりました。
中盤、羽生先生は☖4四歩が突いていないのを咎め45手目☗4五桂と跳ね、相手に桂馬を取らせる間には1筋を詰め、☗3三歩から桂交換に成功します。その桂馬を55手目☗8三桂と打ち玉頭の開拓を図ります。対する森内先生は入手した桂馬を60手目☖6四桂と打ち、7筋を圧迫しにかかります。その結果、羽生先生の陣はかなり窮屈な形になります。
終盤、羽生先生が森内先生の攻め駒や森内先生の陣を攻め立てます103手目☗5八香で一段落つきます。その隙きに森内先生が☖7七銀以下迫りますが、一歩及ばず羽生先生の勝ちとなりました。
「108手目で☖同角成では角を残して☖8六桂から攻めれば森内先生にも勝機があったのでは?」とか「まさか、森内先生が☗7一飛を見落としたということはないだろう」等このあたりに疑問は残るものの大変興味深く面白い将棋だと思いました。
BGMは和風のものを適当にチョイスしました。
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