記事の概要
この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第096局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1972年04月18日 | |
棋戦名 | |
第31期名人戦七番勝負第2局 | |
対局者 | |
☗中原 誠 二冠 | ☖大山康晴 名人 |
戦型 | |
中飛車 | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
SAMURAI BLADE | Wingless Seraph / ユーフルカ |
RaO | SHW |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
なんとなく大山先生の受けの名局を振り返りたくなったのでこの将棋を選びました。
本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。
- 大山先生の受け
戦型は☗急戦VS☖中飛車になりました。中原先生は棒銀からの右四間飛車に構えます。
中盤は中原先生が先攻しますが、大山先生は飛車を7筋に振り直し、玉頭からの反撃を試みます。
中原先生が大山先生の守備陣の左翼を突破しようと猛攻を仕掛けるものの、大山先生は角を犠牲に中原先生の攻撃を受け切ることに成功します。今度は大山先生が中原先生の守備陣の右翼に攻撃を仕掛けます。
大山先生の攻撃が落ち着いたら今度は中原先生が大山先生の守備陣を乱しにかかります。大山先生はかなり陣形を乱されたものの、中原先生の攻撃が落ち着き、大山先生が攻めるチャンスを得ます。
大山先生の攻めは再び落ち着き、今度は中原先生が大山先生の玉に猛追撃を仕掛けます。この猛追撃で大山先生の玉はかなりピンチに陥りますが、起死回生の1手で凌ぎます。それが112手目の☖8一玉です。
その後、大山先生は中原先生の攻めを辛うじて凌ぐことに成功し、反撃した結果大山先生が勝利を収めました。
大山先生の玉の意外な逃げ方が光った1局といえるでしょう。
BGMは適当なものををチョイスしました。
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