この記事は約 2 分で読めます ( 約 730 文字 )
- 投稿 2018/11/09
- 羽生先生のタイトル戦 / 羽生善治 / 森下卓 / 角換わり
記事の概要
この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第135局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1989年09月18日 | |
棋戦名 | |
第2期竜王戦 挑戦者決定トーナメント 決勝三番勝負第2局 | |
対局者 | |
☗羽生善治 五段 | ☖森下 卓 五段 |
戦型 | |
角換わり | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
MONONOFU | 龍的交響楽 / 藤村ほわん |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ
雑記・感想
本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。
- 激しい攻防を辛うじて制す羽生先生
序盤、角交換後羽生先生は棒銀を目指しました。対して森下先生は羽生先生の棒銀の勢いを止めるべく少々もったいないような気がしますが☖4二角と角を手放しました。対して羽生先生は☗1六角と少々ぼんやりした位置に角を置きました。
中盤、羽生先生が先攻するものの、羽生先生の攻撃は森下先生にひらりと躱され今度は森下先生が攻勢に出ます。その後盤面左辺を中心に戦いが続きます。
終盤、森下先生の攻めがじわじわと羽生先生の玉に接近しつつありますが、飛車の横利き等や馬の働きで辛うじて持ちこたえます。
最終盤、森下先生の羽生先生の飛車と玉を田楽刺しにする☖2四香を放ちます。対して羽生先生はその香車と森下先生の玉を睨む☗1五角を放ち、これからが面白くなりそうという局面ですが、森内先生はこの1手に戦意を喪失し投了を選択しました。
盤面左辺で繰り広げられた激しい攻防には思わず興奮を覚えました。なかなか興味深い将棋だったと思います。
BGMは適当なものををチョイスしました。
コメントを残す