RICK式将棋のブログ

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記事一覧

大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第172局

大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第172局

記事の概要

この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第172局」の動画について書いていきます。

動画データ

日時
1971年05月04日
棋戦名
第11期十段戦挑戦者決定リーグ
対局者
☗升田幸三 九段☖大山康晴 名人
戦型
四間飛車
棋譜の出典
「大山VS升田 全局集」 by マイナビ出版
使用した楽曲
Akatsuki JAPAN
動画の投稿先

動画

ニコニコ動画Youtube

棋譜

形勢グラフ

形勢グラフ

雑記・感想

大山VS升田全局集でのタイトルは「素晴らしい銀使い」です。

本局の見どころは以下のとおりです。

  1. 大山先生の歩を使った攻めを見据えた銀打ち

序盤、大山先生は四間飛車を選択し、それに対し升田先生は居飛車の持久戦策を取りました。囲いは双方ともに(左)美濃囲いに組みました。

中盤、升田先生は角で揺さぶりをかけようとしますが、一瞬の隙きを大山先生に突かれました。玉頭の銀交換から馬を作って反撃に出ようとしますが、大山先生は後の☖7六歩を見据えて☖7四銀と打ったあと、5筋を取り込みました。その後、形勢は大山先生に傾きました。

終盤、升田先生は必死に大山玉に迫ろうとしますが、大山玉は非常に堅牢だったため、升田先生はやむなく投了を選択しました。

普通なら歩で済ませるところをあえて銀を打ち、後にその筋で歩を使って攻めるという大山先生の構想は実に興味深いものだったと思います。

使用音楽については、適当にチョイスしました。

惹かれる将棋を鑑賞しよう 第192局 杉本昌隆 四段 VS 羽生善治 三冠

惹かれる将棋を鑑賞しよう 第192局

記事の概要

この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第192局」の動画について書いていきます。

動画データ

日時
1993年03月08日
棋戦名
第62期棋聖戦挑戦者決定トーナメント1回戦
対局者
☗杉本昌隆 四段☖羽生善治 三冠
戦型
四間飛車
棋譜の出典
将棋DB2
使用した楽曲
Michikusa
Ametsuchi
動画の投稿先

動画

ニコニコ動画Youtube

棋譜

形勢グラフ

形勢グラフ

雑記・感想

本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。

  1. 相手の手に乗って駒を前進させていく羽生先生の指し回し

序盤、杉本先生は四間飛車を選択し、対する羽生先生は急戦策で対抗しました。

中盤、羽生先生が☖6五歩早仕掛け~2枚銀の構えをとり、徐々に手厚く構えていきます。杉本先生はそれを阻止しようとしますが、羽生先生はその手に乗るかのように駒をどんどん前進させていきました。

終盤、桂馬の交換が発生し、羽生先生はその桂馬を杉本先生の守備陣の急所を睨んだ位置に据えてその桂馬を活用して杉本陣を崩壊に導きそのまま勝利を収めました。

相手の手に上手く乗って駒をどんどん前進させていく羽生先生の差し回しはかなり参考になりました。

BGMはそれっぽいものを適当に選びました。

大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第171局

大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第171局

記事の概要

この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第171局」の動画について書いていきます。

動画データ

日時
1971年06月14日
棋戦名
第30期名人戦七番勝負第7局
対局者
☗升田幸三 九段☖大山康晴 名人
戦型
三間飛車(升田式石田流)
棋譜の出典
「大山VS升田 全局集」 by マイナビ出版
使用した楽曲
Enishi JAPAN
動画の投稿先

動画

ニコニコ動画Youtube

棋譜

形勢グラフ

形勢グラフ

雑記・感想

大山VS升田全局集でのタイトルは「残念であり、納得であり」です。

本局の見どころは以下のとおりです。

  1. 升田先生の奇手の数々を上手くいなして勝利を収めた大山先生

序盤、升田先生の升田式石田流に対し、大山先生は急戦も辞さない積極的に指しました。升田先生が早々と仕掛けたので一時的には急戦になるかと思われましたが、互いに駒組みを進めてやや持久戦ぽくなりました。

中盤、盤面左半分を主戦場に戦いが繰り広げられました。盤面左半分での戦いが落ち着くと、今度は盤面右半分で戦いがお切りました。升田先生が時々奇手を放つも大山先生は冷静に対応しほぼ互角の形勢が続きました。

終盤、升田先生が疑問手を放って形勢が大山先生に傾き始めました。升田先生はなんとか技を掛けて逆転を狙ったものの及ばずそのまま大山先生が勝利を収めました。

升田先生が放った奇手の数々や、それに対して冷静に対応する大山先生といった内容は実に興味深いものだったと思います。

使用音楽については、適当にチョイスしました。

惹かれる将棋を鑑賞しよう 第191局 羽生善治 棋王 VS 谷川浩司 二冠

惹かれる将棋を鑑賞しよう 第191局

記事の概要

この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第191局」の動画について書いていきます。

動画データ

日時
1993年03月26日
棋戦名
第18期棋王戦五番勝負第5局
対局者
☗羽生善治 棋王☖谷川浩司 二冠
戦型
矢倉
棋譜の出典
将棋DB2
使用した楽曲
Festival
Royal
知恵と知謀の探求者
動画の投稿先

動画

ニコニコ動画Youtube

棋譜

形勢グラフ

形勢グラフ

雑記・感想

本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。

  1. 羽生先生の窮地に追い詰められてからの大逆転

序盤、互いに矢倉模様の駒組みから、羽生先生は持久戦を目指したのに対し、谷川先生は矢倉中飛車という急戦策を取りました。

中盤、谷川先生は中央から攻め、そのまま中央を手厚くすることでほぼ中央を制圧します。一方、羽生先生は☗2三歩の拠点を作っただけでこれといった成果は得られませんでした。

終盤、羽生先生は中央が押しつぶされそうなのにも関わらず、☗4五角と攻めの手を選びます。その角は金2枚と交換になり、更には谷川先生が羽生先生の玉に詰めろをかけます。

最終盤、正直言って谷川先生がほぼ勝つのではないかという局面、羽生先生は☗5八飛と浮き駒である成銀をとりつつ王手をかけました。谷川先生は☖5七竜と詰めろを維持しながら受けました。その後、飛車交換をしたあと羽生先生が☗5四飛と放ち、それを見て谷川先生が投了しました。実は☗5四飛以下詰みがあり、それによって羽生先生が逆転勝利を収めたということでした。

一見ピンチの局面から羽生先生が大逆転勝利を果たした今回の将棋は実に手に汗握る内容だったと思います。

BGMはそれっぽいものを適当に選びました。