この記事は約 2 分で読めます ( 約 699 文字 )

この記事にはプロモーションを含みます。

大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第129局

記事の概要

この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第129局」の動画について書いていきます。

動画データ

日時
1963年10月23日
棋戦名
第2期十段戦七番勝負第1局
対局者
☗大山康晴 十段☖升田幸三 九段
戦型
陽動振り飛車
棋譜の出典
「大山VS升田 全局集」 by マイナビ出版
使用した楽曲
Rise Up「紅」

煉獄庭園
煉獄小僧

動画の投稿先

動画

ニコニコ動画Youtube

棋譜

形勢グラフ

形勢グラフ

雑記・感想

大山VS升田全局集でのタイトルは「大山、249手の死闘を制す」です。

本局の見どころは以下のとおりです。

  1. 超手数の大熱戦を制する大山先生

序盤、矢倉模様の展開になりますが、升田先生がツノ銀の形を取り三間飛車にしたため変則的な展開になりました。途中互いの飛車の位置を探り合い一時的に千日手模様になるものの、大山先生が打開して戦いが始まりました。

中盤、升田先生が仕掛け、3・4筋を圧迫するものの、大山先生は飛角交換に成功し竜を作ります。以降大山先生が有利に進めるものの、升田先生もおいそれとは倒れず長期戦模様になります。

終盤、大山先生はと金と竜で升田先生の守備陣をかき乱し、優位を拡大します。升田先生も大山先生の守備陣に必死に食いつこうとするも、大山先生の攻めのほうが早くそのまま決着が着きました。

互いが全力を出し尽くしたともいいべき長期戦は見ていて実に興味深いものだと思いました。

使用音楽については、適当に選びました。