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大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第118局

記事の概要

この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第118局」の動画について書いていきます。

動画データ

日時
1962年11月20日
棋戦名
第1期十段戦七番勝負第3局
対局者
☗升田幸三 九段☖大山康晴 名人
戦型
角換わり
棋譜の出典
「大山VS升田 全局集」 by マイナビ出版
使用した楽曲
火龍狂演煉獄庭園 / 煉獄小僧
動画の投稿先

動画

ニコニコ動画Youtube

棋譜

形勢グラフ

形勢グラフ

雑記・感想

大山VS升田全局集でのタイトルは「入玉形を押し戻して寄せ切る」です。

本局の見どころは以下のとおりです。

  1. 入玉しそうな升田先生の玉を押し返して寄せ切る大山先生

序盤、角換わりの将棋になり、升田先生は腰掛銀模様に、大山先生は☖4四銀から3三、3四に銀が縦に並ぶ形を目指します。その後、升田先生も7七、7六と銀を縦に並べます。

中盤、升田先生は大山先生の玉頭近辺で戦いを起こしますが、大山先生の玉頭の守りは固く断念します。その後、何を考えたのか升田先生は玉を敵陣めがけて突撃させます。

終盤、升田先生の玉はあわよくば入玉というところまで進みますが、大山先生の飛車の働きが意外によく押し返されそのまま寄せ切られてしまいます。

勝てないと思ったら入玉からの持将棋に持ち込むのも1つの戦術とは思いますが、せめてやるなら相手の飛車を完全に封じ込めてからにしたかったですね。

使用音楽については、適当に選びました。