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大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第100局

記事の概要

この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第100局」の動画について書いていきます。

動画データ

日時
1959年04月19日
棋戦名
第18期名人戦七番勝負第1局千日手指し直し局
対局者
☗大山康晴 二冠☖升田幸三 名人
戦型
矢倉
棋譜の出典
将棋DB2
使用した楽曲
IZURUSHW
動画の投稿先

動画

ニコニコ動画Youtube

棋譜

形勢グラフ

形勢グラフ

雑記・感想

大山VS升田全局集でのタイトルは「升田、序盤から動いて快勝」です。

本局の見どころは以下のとおりです。

  1. リスクを受け入れつつ果敢な攻めを敢行し勝利を収める升田先生

序盤、相矢倉模様の展開を見せますが、大山先生が腰掛銀の構えをとったためやや変則的な展開になりました。

中盤、28手目☖9五銀が指された局面、この手は次に☖8六歩を狙った手です。大山先生は☖8六歩以下の手順に対し反撃を用意するため、☗6五歩と付き、升田先生はそれに対応すべく一度☖5ニ金と手を戻します。それに対し、大山先生は☗9六歩と、升田先生の銀に働きかけ、升田先生は構わず☖同銀と取ります。☖9四歩~☖9五歩が間に合えばこの手が成立しますが、間に合わせる事ができなければ大きなハンデを背負うことになります。

本譜では大山先生の攻撃態勢が整っていなかったため、升田先生の34手目☖9四歩に対し、大山先生は非常手段の☗9七角と非常手段に出ます。以降激しい攻め合いの展開になります。

58手目☖5ニ同玉に対し、大山先生は☗8ニ飛~☗8七飛成の手順で升田先生の成香を抜きますが、解説担当によると普通に☗8七金と取るのがよかったそうです。なぜなら、本譜では升田先生の巧みな指し回しにより、大山先生のせっかく作った竜が負担になってしまったからです。その後、大山先生は防戦一方になりそのまま勝敗が決しました。

升田先生の思い切った一着と竜を抑え込む巧みな指し回しが光った1局といえるでしょう。

使用音楽については、適当に選びました。