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大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第097局

記事の概要

この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第097局」の動画について書いていきます。

動画データ

日時
1958年12月17日
棋戦名
第9期九段戦七番勝負第5局
対局者
☗升田幸三 九段☖大山康晴 王将
戦型
矢倉
棋譜の出典
将棋DB2
使用した楽曲
剣交わる時BRIGHTNESS++ / YUKO
RaOSHW
動画の投稿先

動画

ニコニコ動画Youtube

棋譜

形勢グラフ

形勢グラフ

雑記・感想

大山VS升田全局集でのタイトルは「大山、受けの本領発揮」です。

本局の見どころは以下のとおりです。

  1. 粘りに粘って逆転勝利を果たす大山先生

序盤、相矢倉模様の展開を見せますが、升田先生が3筋の歩を切って☗3七桂と桂馬を跳ねたのに対し、大山先生は☖3五歩から3筋の位を確保したため変則的な展開になりました。

中盤、升田先生が豪腕の攻めを見せ、徐々に大山先生の玉を追い詰めていきます。大山先生の玉はピンチになりました。

終盤、升田先生は大山先生の玉を追い詰めにかかりますが、大山先生はギリギリ凌ぐことに成功し、そこから反撃を開始して勝利を収めました。

劣勢になっても諦めずに粘って勝つ。大山先生の全盛期の始まりを見た1局といえるでしょう。

使用音楽については、適当に選びました。