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- 投稿 2018/09/02
- 大山先生VS升田先生 / 升田幸三 / 大山康晴 / 四間飛車
記事の概要
この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第092局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1958年11月11日 | |
棋戦名 | |
第9期九段戦七番勝負第1局 | |
対局者 | |
☗升田幸三 九段 | ☖大山康晴 王将 |
戦型 | |
四間飛車 | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
Amenoshita | PeriTune |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
大山VS升田全局集でのタイトルは「升田の堂々たる指し回し」です。
本局の見どころは以下のとおりです。
- 堂々たる指し回しを見せる升田先生
戦型は☗急戦VS☖四間飛車となりました。大山先生は後に向かい飛車に振り直します。
序盤、升田先生は互いの玉側の歩を詰め、大山先生は互いの玉とは反対側の歩を詰めます。升田先生が玉側の歩を詰めたのは後に大きく影響を及ぼします。
中盤、升田先生が機敏に動き馬を作ります。対して大山先生は2筋を逆襲することで対価を求めますが、升田先生の臨機応変の指し回しによって凌がれます。大山先生は☖5三角と角をぶつけて馬を消そうとしますが、☗9六馬と躱され、升田先生が詰めた9筋の端歩が活きる展開に成りました。升田先生の馬は最後まで急所を睨む展開になります。
終盤、大山先生は☖7一飛と玉頭からの逆襲を敢行しようとしますが、☗8六桂と受けられ、空回りします。それでも大山先生は玉頭から食いつく攻めを敢行しますが、今度は升田先生に見切られ届かずに終わります。最後は升田先生が反撃を行い、そのまま勝利を収めました。
升田先生の堂々たる指し回しが光った1局といえるでしょう。
使用音楽については、適当に選びました。
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