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将棋画像

記事の概要

この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第081局」の動画について書いていきます。

動画データ

日時
1958年02月20日
棋戦名
第7期王将戦 七番勝負第4局
対局者
☗升田幸三 王将☖大山康晴 前名人
戦型
矢倉
棋譜の出典
「大山VS升田 全局集」 by マイナビ出版
使用した楽曲
吹雪抱きしもの龍的交響楽
藤村ほわん
動画の投稿先

動画

ニコニコ動画Youtube

棋譜

形勢グラフ

形勢グラフ

雑記・感想

大山VS升田全局集でのタイトルは「大山激戦制し、2-2に」です。

本局の見どころは以下のとおりです。

  1. 大山先生の矢倉(模様からの)中飛車

序盤、大山先生が26手目☖5五歩と5筋の位を取ると、升田先生は☗5六歩と即座に反発します。☖同歩☗同銀の局面で大山先生は☖5一金と次の☖5ニ飛を目指します。以降中央を主戦場とした激しい攻防が繰り広げられます。

中盤、62手目☖7六歩(☗同金と取ったら☖6七銀)に対し、当然☗6七金としますが、ここで大山先生はチャンスを逃します。ここで☖6六歩☗同金直の交換を入れてから☖1五銀と桂を入手すれば次の☖7四桂を見せて大山先生が指しやすそうですが、本譜は先に☖1五金としたために、☗6五金と歩切れと6筋の嫌味の両方を同時に解消する一石二鳥の一手を与えてしまいました。

その後、升田先生に異変が発生します。77手目☗2四歩以下の流れです。解説担当の方も77手目☗2四歩には「手過ぎて疑問。☗5二歩☖同金☗同と☖同飛☗5三歩で先手良し。」79手目☗5ニ歩には「2筋の打ち捨てを生かすなら、ここで☗1六桂だが☖4五桂☗2四桂☖3三金☗4五歩☖5五角で、もうひと押しがない。本譜は予定の変更と思われる。」とコメントしています。このあたりから形勢が怪しくなってきます。

その後も升田先生は辛抱を重ねながら指し続けますが形勢はだんだんと大山先生に傾いていき、そのまま勝敗が決してしまいました。

人間VS人間だからこそ繰り広げられる、ドラマティックな展開の将棋だったと思います。

使用音楽については、適当に選びました。