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- 大山先生VS升田先生 / 大山康晴 / 升田幸三 / 陽動振り飛車
記事の概要
この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第080局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1958年02月08日 | |
棋戦名 | |
第7期王将戦 七番勝負第3局 | |
対局者 | |
☗大山康晴 前名人 | ☖升田幸三 王将 |
戦型 | |
陽動振り飛車 | |
棋譜の出典 | |
「大山VS升田 全局集」 by マイナビ出版 | |
使用した楽曲 | |
Strange Messenger | 龍的交響楽 藤村ほわん |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ
雑記・感想
大山VS升田全局集でのタイトルは「終盤の銀捨てで大山が1勝返す」です。
本局の見どころは以下のとおりです。
- 矢倉模様からの陽動振り飛車
- 大山先生の終盤の銀捨て
九段戦では全局振り飛車で戦った両雄が再び角換わりの将棋を指しました。
序盤、相矢倉模様の出だしになりますが、20手目☖4三銀で少々展開が怪しくなります。以降升田先生が飛車を振って、戦型は☗矢倉(未完成)VS☖三間飛車になります。
中盤、大山先生の陣形が中途半端なのを理由に升田先生が攻め掛かりますが、大山先生がしっかりと受け止め徐々に大山先生有利に傾いて行きます。78手目☖7八成銀で角の素抜きに成功しますが、形勢にはさほど影響しませんでした。
終盤、大山先生が痛烈な1手を放ちます。111手目☗7四銀です。☖同金と取らせ☗7五歩が痛打で、☖7三金なら☗7四香、☖8五金でも☗7七桂以下支えきれなくなります。
升田先生は☖8五金を選択し☗7七桂を見て投了しました。
大山先生の全盛期が近づきつつある、そんな予感がする1局だと思います。
使用音楽については、適当に選びました。
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