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- 大山先生VS升田先生 / 大山康晴 / 升田幸三 / 香落ち
記事の概要
この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第051局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | 1956年01月19日 | |
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棋戦名 | 第5期王将戦七番勝負第4局 | |
場所 | 東京都港区「比良野」 | |
対局者 | ▲大山康晴 名人 △升田幸三 王将 | |
戦型 | 矢倉 | |
棋譜の出典 | 「大山VS升田 全局集」 by マイナビ出版 | |
使用した楽曲 | 「Fortune」 | by Cyber Rainforce |
動画の投稿先 |
動画
棋譜
形勢グラフ
雑記・感想
この将棋は升田先生が念願の「名人に香車を引いて勝つ」を実現した歴史的将棋です。
香落ちは上手は左の香車がないため、左に囲うと香車がないぶん守りが弱くなりがちなので上手は必然的に振り飛車になります。そのことを除けばほぼ平手の感覚で指せるといってもいいでしょう。大山先生もほぼ平手の感覚で指していたそうです。
勝敗を分けたのは72手目▲2一とで、ここでは▲1七同桂△2七飛成▲2五桂△同竜▲2一と△2九竜▲1三飛成△4四銀なら本譜と似たような形になりますが、▲1九香には▲1三竜の紐がついているため▲1七香が不要になります。その結果、本譜と比べて1手得となり、また、▲1七香に変えて他の手を指すことができるようになるためまだまだわからない将棋になったかもしれません。
使用音楽については、升田先生が前人未到の快挙を成し遂げたので「Fortune」を採用しました。
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