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将棋画像

記事の概要

この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第046局」の動画について書いていきます。

動画データ

日時1955年10月21日
棋戦名第4回読売全八段戦決勝三番勝負第1局
場所東京都港区「桂」
対局者▲升田幸三 八段
△大山康晴 名人
戦型居飛車力戦型
棋譜の出典「大山VS升田 全局集」 by マイナビ出版
使用した楽曲「Comeback」by Cyber Rainforce
動画の投稿先

動画

ニコニコ動画Youtube

棋譜

形勢グラフ

形勢グラフ

雑記・感想

「大山VS升田 全局集」では157手中10手のピンポイント解説が載っています。

升田先生が途中錯覚するも、なんとか持ちこたえて勝利を収めた将棋です。

107手目▲8四角が問題の1手で、升田先生は銀取りの先手だいう錯覚によって指された手です。この手について升田先生は「お話にならない。まるで20級の将棋。」と振り返っています。

しかし、その後の展開を見てみるとこの錯覚は思ったほど大したことはなかったようで、この角が次に動く119手目▲6二角成以下の攻めを見てみると華麗に決めているようにも見えます。

将棋というものは何が起こるのかわからないものですね。だから面白いのですが。

使用音楽については、升田先生の闘病生活からの復帰後の第一局ということで「Comeback」を採用しました。