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- 投稿 2019/04/05
- 羽生先生のタイトル戦 / 羽生善治 / 谷川浩司 / 相掛かり
記事の概要
この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第179局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1992年10月20日 | |
棋戦名 | |
第5期竜王戦七番勝負第1局 | |
対局者 | |
☗羽生善治 二冠 | ☖谷川浩司 竜王 |
戦型 | |
角換わり | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
Rise Up「紅」 | 煉獄庭園 煉獄小僧 |
終焉を告げるもの | |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ
雑記・感想
本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。
- 谷川先生の光速の寄せが炸裂した終盤戦
序盤、相掛かりの展開になり、双方とも腰掛け銀を選択したため、戦型は相掛かり相腰掛銀となりました。
中盤、谷川先生が銀交換を持ちかけ、羽生先生もそれに応じます。その後、飛車先の歩を交換したり、4筋の歩を掠め取ったりとポイントを稼いでいきました。
その後、羽生先生は手練手管を駆使して谷川先生の守備陣に迫ろうとしますが、谷川先生に上手くあしらわれ徐々に谷川先生が有利になっていきました。
終盤、羽生先生は手練手管で飛車を取り除いて持ち直したかに見えましたが、ここで谷川先生の必殺技である「光速の寄せ」が発動し、33手詰み(正しい手順の場合)の即詰みに討ち取りました。正しい詰み手順は下記盤面を御覧ください。
羽生先生が持ち直したかといった瞬間の「光速の寄せ」発動は実に興味深くて面白い展開だったと思います。
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