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- 羽生先生のタイトル戦 / 羽生善治 / 佐藤康光 / 角換わり

記事の概要
この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第178局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1992年09月29日 | |
棋戦名 | |
第5期竜王戦挑戦者決定トーナメント決勝三番勝負第3局 | |
対局者 | |
☗羽生善治 二冠 | ☖佐藤康光 六段 |
戦型 | |
角換わり | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
幕末舞曲 ~ 戦 | |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。
- 羽生先生の歩を使った巧みな攻城術
序盤、角換わりの展開になり双方とも腰掛け銀を選択したので角換わり相腰掛け銀の将棋になりました。
中盤、羽生先生が☗4五歩から仕掛け、4筋の歩を交換します。その後、羽生先生は☗3七角と角を放ち、香車の交換も試みます。対する佐藤先生は☖4六歩と焦点の歩を放ち桂得をに成功しました。
その後、羽生先生は角を捨てて4筋突破を試みるものの佐藤先生の2枚の銀に阻まれ、一時撤退し防戦に回りました。
終盤、防戦に回っていた羽生先生ですが、一瞬の隙きを突いて反撃を開始し、一気に佐藤先生の玉を追い詰めました。
羽生先生は佐藤先生の玉を追い詰めたものの、佐藤先生に反撃するチャンスを与えてしまいました。このチャンスに佐藤先生は猛追を仕掛けますが、羽生先生はそれを凌ぎ、羽生先生の勝利が確定しました。
最後まで目が離せない手に汗握る素晴らしい将棋だったと思います。例のごとくBGMは適当に選びました。
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