この記事は約 2 分で読めます ( 約 1008 文字 )

この記事にはプロモーションを含みます。

惹かれる将棋を鑑賞しよう 第165局

記事の概要

この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第165局」の動画について書いていきます。

動画データ

日時
1992年08月13日
棋戦名
第40期王座戦挑戦者決定トーナメント決勝
対局者
☗米長邦雄 九段☖羽生善治 棋王
戦型
矢倉
棋譜の出典
将棋DB2
使用した楽曲
阿・吽

龍的交響楽
藤村ほわん

動画の投稿先

動画

ニコニコ動画Youtube

棋譜

形勢グラフ

形勢グラフ

雑記・感想

本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。

  1. 角筋を活かした強烈な攻めで勝利をもぎ取る羽生先生

序盤、矢倉模様の将棋になり、米長先生はじっくりとした将棋を目指しますが、羽生先生は矢倉中飛車からの急戦を目指します。それに応じるかのように米長先生も方針を転換し中央に厚くなるよう構え直します。

中盤、これ以上囲っても意味がないと判断した(☗7七角~☗8八玉は玉が相手の角の筋に入るため危険)米長先生は☗3五歩から仕掛けました。羽生先生は冷静に対応したあと、角筋を活かして米長先生の陣形を攻め立てます。米長先生の陣形はみるみるうちにバラバラになっていきました。

終盤、米長先生も手筋を駆使して攻撃するチャンスを得ますが、羽生先生は冷静に対処してそのまま勝利を収めました。

角筋を活かした攻めは結構強力なので、角より飛車が好きな方でも実践してみる価値は大いにあるのでやってみると良いでしょう。

BGMは適当なものををチョイスしました。