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- 投稿 2019/01/07
- 羽生先生のタイトル戦 / 南芳一 / 羽生善治 / 矢倉
記事の概要
この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第160局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1992年03月06日 | |
棋戦名 | |
第17期棋王戦五番勝負第3局 | |
対局者 | |
☗南 芳一 九段 | ☖羽生善治 棋王 |
戦型 | |
矢倉 | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
火龍狂演 | 煉獄庭園 煉獄小僧 |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。
- 強気の攻めで押し切る羽生先生
序盤、相矢倉模様の将棋になりますが、羽生先生が急戦策をとったため変則的な将棋になりました。
中盤、南先生の囲いが完成する前に羽生先生が仕掛け、互いに1歩を手持ちにします。40手目☖6五歩で羽生先生が再び仕掛け41手目☗8八玉で南先生の玉が角に睨まれる形になり羽生先生の攻撃の威力が増加しました。47手目☗9八玉で多少弱めることができたものの、羽生先生の攻撃の勢いはなかなか止まりませんでした。途中、南先生も角を見捨てて特攻を仕掛けますが、羽生先生の金を1枚剥がすだけに終わります。
終盤、羽生先生は南先生の玉を上から押しつぶす形で寄せ、最後には詰めろの連続で勝利を収めました。
南先生の特攻に目もくれず強気に応じたを続けた羽生先生の指し回しは実に興味深いものだったと思います。
BGMは適当なものををチョイスしました。
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