この記事は約 2 分で読めます ( 約 747 文字 )
- 投稿 2018/12/03
- 羽生先生のタイトル戦 / 羽生善治 / 谷川浩司 / 角換わり
記事の概要
この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第147局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1990年11月15日 | |
棋戦名 | |
第3期竜王戦七番勝負第4局 | |
対局者 | |
☗羽生善治 竜王 | ☖谷川浩司 二冠 |
戦型 | |
角換わり | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
追跡者 | MusMus / watson |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。
- 羽生先生の攻防における指し回し
序盤、角換わりの将棋になり、羽生先生は腰掛銀を目指し、谷川先生は棒銀を目指します。
中盤、谷川先生が☖7五歩から仕掛け、以下☗4五歩☖7六歩☗同銀☖3一玉☗7五歩と進み、羽生先生が4筋7筋の位を確保します。その後、☖7三銀☗4六角☖6四角☗5五銀☖同角☗同角☖6四銀☗4六角☖5五銀打☗同角☖同銀と進み角銀総交換が行われます。谷川先生の銀が手順で5五に進出できたのでこの流れは谷川先生が得したといえるでしょう。以降、谷川先生が飛車を4筋に振ったので4筋が主戦場となります。
終盤、谷川先生が調子よく攻めますが、羽生先生は谷川先生の攻めを適切にいなしたため、徐々に谷川先生の攻めも落ち着きを見せ羽生先生が反撃を開始します。その後も戦いが続くものの羽生先生じゃ徐々に優勢になり、最後は質駒だった歩(と金)を入手することで羽生先生が谷川先生の玉に詰めろをかけ谷川先生が投了しました。
203手という超手数の激闘だったのでこの対局は大熱戦だったといっても過言ではない将棋だったと思います。
BGMは適当なものををチョイスしました。
コメントを残す