記事の概要
この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第114局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
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1989年01月09日 | |
棋戦名 | |
第38回NHK杯将棋トーナメント本戦4回戦 | |
対局者 | |
☗羽生 善治 五段 | ☖加藤一二三 九段 |
戦型 | |
角換わり | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
伝説のヤマトダマシイ! | Wingless Seraph / ユーフルカ |
荒野の決闘 | |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ
雑記・感想
なんとなく羽生先生のNHK杯初優勝を振り返りたくなったのでこの将棋を選びました。
本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。
- 羽生先生の伝説に残る痛快な1手
序盤は互いに角を交換し、戦型は☗棒銀VS☖早繰り銀模様になりました。
中盤、羽生先生が先攻し、加藤先生も負けじと反撃し、右辺で激しい応酬が繰り広げられます。
52手目☖1五香が指された局面、羽生先生の飛車が捕まってしまい、一見不利に見えますが、羽生先生は絶妙な切り返しを用意していました。☗2四歩!以下☖1五香☗2三歩成☖1七香成☗同歩☖1八飛☗3ニと☖同玉と進みました。
ここで羽生先生は伝説に残る痛快な1手を指します。☗5ニ銀!☖同銀も☖同飛も☗1四角以下後手玉が詰んでしまいます。2七の香車がよく利いています。仕方なく加藤先生は☖4二玉としますが☗6一銀不成がまた詰めろで形作りをしたあと加藤先生は投了しました。
羽生先生の柔軟で斬新なな指し回しが光った1局といえるでしょう、
BGMは適当なものををチョイスしました。
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