記事の概要
この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第090局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
---|---|
1986年05月07日 | |
棋戦名 | |
第44期名人戦七番勝負第3局 | |
対局者 | |
☗中原 誠 名人 | ☖大山康晴 十五世名人 |
戦型 | |
中飛車 | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
忍術ハレーション | おとわび / fumikomidori |
RaO | SHW |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
なんとなく大山先生の受けの名局を振り返りたくなったのでこの将棋を選びました。
本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。
- 中原先生の攻めを受け止めつつ中原先生の穴熊を破る大山先生
戦型は☗居飛車穴熊VS☖ツノ銀中飛車になりました。
中盤、中央から右辺にかけて戦いが起こり、中原先生が攻め、大山先生が受ける展開になります。
73手目☗5ニ歩が指された局面。攻撃的な性格な人ならば☖7七桂成と指すでしょうが、☗5一歩成~☗2一飛成で危険な展開になりそうです。
大山先生は慎重に☖5ニ銀左と応じ、中原先生の角をいじめながら3ニの金を☖4三金と玉に近づけ、端から殺到し穴熊を丸裸にし、そのままの勢いで勝利を収めました。
大山先生曰く、「中原さんの敗因は不慣れな穴熊囲いを用いたための一言に尽きる。」とのこと。大山先生の痛快な穴熊破りの将棋でした。
BGMは適当なものををチョイスしました。
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