記事の概要
この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第062局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
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2000年01月15日 | |
棋戦名 | |
第33回早指し将棋選手権 本戦トーナメント3回戦 | |
対局者 | |
☗富岡英作 七段 | ☖藤井 猛 竜王 |
戦型 | |
四間飛車 | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
M-A-O ~More Aggressive Over~ | もぜコン2 作曲:mozell 編曲:九十九百太郎 |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
近い将来、新たな「藤井竜王」が誕生するかもしれないので、20年前に誕生した「藤井竜王」の栄枯盛衰を振り返ろうと思い選びました。
本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。
- 敵玉が自角のラインに入った場合の角桂のコンビネーションの攻めの強力さ
戦型は☗居飛車穴熊模様VS☖藤井システムになりました。
序盤、富岡先生が居飛車穴熊に続く構えを見せたので、藤井先生は右四間飛車に振り直します。その後、富岡先生は角筋を避けるため☗7九玉とし、同時に7七の角の逃げ道も確保します。
中盤、角交換が成立し、再び玉の位置が8八になります。その後、藤井先生は即座に☖4四角と放ち、☗7七桂としてきたので☖同桂成☗同銀☖8五桂と進みます。その後、銀桂交換が成立し、4五の地点で桂馬を再度拾って☖8五桂と打ち、金桂交換が成立し、といった感じで藤井先生が順調に攻めていきます。
終盤、富岡先生ももう少しのところまで藤井先生の玉を追い詰めますが、藤井先生の攻めが僅かに速く藤井先生の勝利となりました。
敵の玉が自分の角のラインに入った場合の角桂のコンビネーションの攻めの強さをひしひしと実感させられた1局です。
BGMはアグレッシブな将棋だったのでそんな感じの曲をチョイスしました。
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