記事の概要
この記事では「惹かれる将棋を鑑賞しよう 第060局」の動画について書いていきます。
動画データ
日時 | |
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1999年09月18日 | |
棋戦名 | |
第33回早指し将棋選手権 本戦トーナメント1回戦 | |
対局者 | |
☗南 芳一 九段 | ☖藤井 猛 竜王 |
戦型 | |
三間飛車 | |
棋譜の出典 | |
将棋DB2 | |
使用した楽曲 | |
カザネビ -zephyrian grass- | もぜコン 作曲:mozell 編曲:大臣 |
動画の投稿先 | |
動画
棋譜
形勢グラフ

雑記・感想
近い将来、新たな「藤井竜王」が誕生するかもしれないので、20年前に誕生した「藤井竜王」の栄枯盛衰を振り返ろうと思い選びました。
本局の見どころは以下が挙げられるでしょう。
- 南先生の斬新な発想
- 藤井先生の堅実な指し回し
戦型は☗急戦VS☖三間飛車になりました。
18手目☗6六銀から戦いが始まります。その後、互い銀が暴れまわる大乱戦になります。
互いの銀による攻めを受け止めるべく、藤井先生は左金を上がって陣形を引き締めます。しかし、南先生も陣形が右辺に憂いがあったのか左金を上がります。藤井先生の陣形が引き締まったのに対し、南先生の陣形はまとめづらくなってしまいます。
その後は藤井先生が南先生の陣形を攻め立て、南先生がそれを受け止める展開になります。南先生も終盤で多少攻撃するチャンスを得ますが及ばず藤井先生が勝利を収めました。
たまには斬新な発想や柔軟な発想が生む変則的な将棋を見てみるのもいいかもしれません。決まりきった定跡系と違って興味深い部分が多々あり、かなり面白い将棋になることが多いです。
BGMは適当にチョイスしました。
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