将棋画像

記事の概要

この記事では「大山先生VS升田先生の棋譜を鑑賞しよう 第071局」の動画について書いていきます。

動画データ

日時
1957年07月10日
棋戦名
第16期名人戦 七番勝負第6局
対局者
☗升田幸三 二冠☖大山康晴 名人
戦型
矢倉
棋譜の出典
「大山VS升田 全局集」 by マイナビ出版
使用した楽曲
覇道 MusMus / Watson
動画の投稿先

動画

ニコニコ動画Youtube

棋譜

形勢グラフ

形勢グラフ

雑記・感想

大山VS升田全局集では升田先生、大山先生の両名の自戦記が掲載されています。升田先生の自戦記のタイトルは「最高傑作、そして偉業達成」で、大山先生の自戦記のタイトルは「苦い薬が良薬に」です。

本局の見どころは以下のとおりです。

  1. 最短距離を目指した升田先生の指し回し

24手目☗3五歩で戦端が切られます。以下☖3五同歩☗同銀☖5三角☗3八飛☖4四銀と進みます。ここで☗2六銀でも升田先生が指しやすそうですが、升田先生は最短距離をめざすべく☗6八銀☖3三歩☗4四銀☖同角☗同角☖同歩☗4八飛と進めます。角銀総交換は大山先生の要求だったのでこれを飲んだ形になります。

その後、升田先生は玉形を整えた後、大山先生の陣地を緩急自在に攻め立てます。58手目☖3四角は大山先生の勝負手ですが、それに対し☗7三銀不成と誰も予想しなかった妙手でお返しをするという場面もありました。

86手目☖8八歩は大山先生の最後の抵抗ですが、それを手抜いて最短距離で大山先生の玉を追い詰めそのまま勝利と名人と三冠王の地位をもぎ取りました。

第5局までは升田先生は自分を抑えに抑えた将棋を指していましたが、第6局では自分らしさを出すと決めたそうです。この将棋は升田先生らしさがにじみ出た会心の1局といえるでしょう。

使用音楽については、三冠独占という偉業を成し遂げた将棋にふさわしそうなものを選択しました。